電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2003-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ダブル・ビジョン」- Double Vision -

チェン・クォフー脚本監督。予告編の面白さに期待大だったが…。FBIのプロファイラー、アジアンなホラー、えん魔大王による5つの地獄(氷/火炎/腹裂き/心臓抜き/舌抜き地獄)、二つづつの瞳孔を持つ超人…なんか面白い設定なのに、結果的にはどれも詰まらなく…

「ハンテッド」- The Hunted -

ウィリアム・フリードキン監督。追いつ追われつのトレッカー同士の戦いは面白いのだけど、最後は力勝負になってしまって、派手にしようとしたが逆にショボイ展開になっている。もっとトレッカーというものを追及して欲しかった。トミー・リー・ジョーンズは…

「裸足の1500マイル」

1931年のオーストラリア、先住民アボリジニの子供を家族から隔離し、白人社会に適応させようとする「隔離同化政策」。それにより収容所に連れ去られた少女三人が大陸を横断するフェンスをたよりに2400キロ(稚内-那覇あるいは東京-北京!)を歩き続ける。歴史的…

「めぐりあう時間たち」- The Hours -

ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」を巡り、時間も場所も異なる三人の女性の物語が交錯する。その三人のメリル・ストリープ、ジュリアン・ムーア、ニコール・キッドマンそれぞれはさすがに上手いが、やはりこの構成が見事。最後は心に浸透するように…

「あずみ」

北村龍平監督、小山ゆう原作。詰まらなくは無いが、全体にヌルイ感じが漂う。それでも、映像的にはなかなか面白い所もある。オダギリジョーとの最後の対決は、派手な割には内容がかなり雑でスピード感も無く緊張感に書ける。見どころは、脚本や映像よりも、…

「TAXi3」

リュック・ベッソン製作脚本、ジェラール・クラヴシック監督。2よりも面白かったが、全体に展開は粗い展開で、後の印象が薄い。謎の銀行集団を追うマルセイユ警察は適当な設定だし、サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタルは、前回に同じ。バイ・リ…

「MOONCHILD」

瀬々敬久監督。基本的にはGacktとHYDEのプロモーション・ビデオで、それだけに以上のモノは無い。吸血鬼を使った耽美主義はレスタト始め平凡な設定だし、その中での友情物語の作り方も平凡。瀬々敬久らしさは感じられない。 http://www.moonchild-movie.com/

「ドリーム・キャッチャー」- Dream Catcher -

ローレンス・カスダン監督、スティーブン・キング原作。原作に比較してしまうと時間の制限がある分ちょっと雑な展開だが、映像化という意味では上手い。「記憶の保管庫」のイメージは想像以上、トイレのシーンの緊迫感は圧倒的に上手い。便器だけであれだけ…

「アイ・スパイ」- I SPY -

ベティ・トーマス監督。お気楽な娯楽作を狙っているのだろうが、イマイチ面白くない。エディ・マーフィー、オーウェン・ウィルソンのコンビがポイントだろうが、この二人の掛け合いが全然笑えないし、透明になる戦闘機を巡るスパイ合戦は派手な様で地味、バ…

「名探偵コナン・迷宮の十字路」

こだま兼嗣監督。京都の鞍馬が舞台、全体の和風な作りがちょっと違和感あるし、劇場版にしてはこじんまりとして小さくまとまってしまった感じがある。サブストーリである、和葉と平次の恋愛の方がちょっと面白い。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN…