電子竹林:Blog

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「悪魔の憐れむ歌」- Fallen -

グレゴリー・ホブリット監督、デンゼル・ワシントン。一言で言えば、現代の悪魔モノ。死刑囚が処刑後に蘇るという設定は、映画でもいくつか使われているので、新鮮な感じはしかなかった。しかし、接触で悪魔が人から人へ移っていく設定はちょっと新しい。余りに自由自在に悪魔の宿主が動いてしまうので、無理があるかなとも思ったけど、悪魔の視点の切り換えなどうまいし、ラストでもこの設定はうまく使われていた。ラストの悪魔との駆け引きはちょっと面白かった。出だしとラストの語りもいかしたトリックで、ちょっとニヤリとさせられる。