電子竹林:Blog

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「GODZILLA/ゴジラ」- Godzilla -

監督脚本製作はローランド・エミリッヒ、主演はマシュー・ブロデリックジャン・レノハンク・アザリア。そもそも、まるで期待してなかっただけに、そこそこは楽しめた。「インデペンデンス・デイ」のエミリッヒ。何しろハリウッドの詐欺師、マリオ・カサールの弟子だけに、宣伝効果だけで客を呼ぶ、いつもの作戦。まったく、その通りの映画。中身は、「ジュラシック・パーク」に「エイリアン」シリーズが混ざったようなもの。日本版「ゴジラ」にいささか思い入れはあるにしても、まあ、ハリウッド版をエミリッヒが手がけると知った時点で期待はゼロ。まあ、ゴジラの造形がどうのこうの言ってもしょうがないんでしょう。全体は、もうパロディだらけだし、ストーリ的には矛盾/疑問だらけだし、その辺をリストにしても疲れるだけ。ラストの心臓の鼓動など、「キングコング」のまったくのパクリだけど、本家に比べての哀愁感の無さは、悲しい限り。「GODZILLAOfficial Website