電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1998-07-01から1日間の記事一覧

「大いなる遺産」- Great Expectations -

アルフォンソ・キュアロン監督。イーサン・ホーク、グウィネス・バルトロウ、ロバート・デ・ニーロ。期待はしてなかっただけに、楽しめた。17世紀を舞台にするディケンズの原作を現代に移しただけでなく、随分と設定を変えている。ディケンズ的な単純さをよ…

「コレクター」- Kiss The Girls -

ゲイリー・フレダー監督、モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャッド、ケリー・エルウェス。1965年の「コレクター」のリメイクとは言えないが、また面白さを持っていた。結果的に楽しめた。モーガン・フリーマンの犯罪心理学者が、理屈っぽくならずにさら…

「レインメーカー」 - The Rainmaker -

面白かった。法廷映画100%であるが、裁判特有の退屈さは微塵もなかった。フランシス・フォード・コッポラ監督脚本製作。ジョン・グリシャム原作、主演は「グッド・ウィル・ハンディング」のマット・ディイモン、クレア・デーンズ。いかにもグリシャムなスト…

「ライアー」 - Liar -

ジョナス・ペイト/ジョシュ・ペイト監督脚本、ティム・ロス、クリス・ペン、M・ルーカー。娼婦の殺人容疑を受けた富豪の男、心理学専門家の刑事、たたき上げの刑事。嘘発見機による取り調べを軸にした、この三人による密室劇がメイン。タイトル通り、それぞ…

「初恋」

ラッパー出身のエリック・コットの監督、脚本。ウォン・カーウァイ製作、クリストファー・ドイル撮影。金城武、カレン・モク、リー・ウェイウェイ。二つのドラマ(?)を交錯させ、その監督自身が語り役になるという構成が斬新だけど、最初はまったく意味が判ら…

「ディープ・インパクト」 - Deep Impact -

ミミ・レダー監督、スティーブン・スピルバーグ製作、ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、モーガン・フリーマン。地味ながら結構面白かった。前作の「ピースメーカ」と同じに、ミミ・レダーの社会派っぽい味付けが上手くいっている…

「ズッコケ三人組 怪盗X物語」

鹿島勤監督、那須正幹原作。「新生トイレの花子さん」の併映だからついでに観たけど、まるで時間の無駄だった。「グーニーズ」のパロディのような映画。脚本にも手抜きが目立つ。一体、何がポイントだったのか判らない。親子関係の問題は中途半端だったし。…

「新生トイレの花子さん」

映画「リング」の高橋洋が脚本を担当しているので観にいったが…これは凄い、怖かった。監督は堤幸彦、前田愛、浜丘麻矢、大村彩子、高島礼子。'95年の「トイレの花子さん」の続編ではないけど、姉妹編。ストーリにはつながりはないけど、前田愛は中学一年生…

「不夜城」

李志毅(リー・チーガイ)監督、馳星周原作、金城武、山本未来、椎名桔平、郎雄(ラン・シャン)。原作の複雑な人間関係、パワー・バランスを描けているとは思えないけど、個人的には面白かった。逆に複雑な所はすべてはしょって、説明ばかりにならずにエンター…

「ソウル・フード」 - Soul Food -

ジョージ・ティルマンJr監督脚本。全体には平凡ではあるけど、観終わってみると結構面白かった。ビック・ママと呼ばれる祖母を中心とした一家。ビック・ママによる日曜のディナーを中心に一家がまとまっていたが、三人娘の仲の悪さが露呈していく。ビック・…

「ガタカ」- GATTACA - ☆

面白かった。今年の個人ベストテンには入りそう。アンドリュー・ニコル監督脚本。イーサン・ホーク、ユマ・サーマン。今時の真っ当なSF映画。SFものと言えば、金をかけてSFXを入れるのがまるでSF映画の必須条件という世の中だけど、この映画はまるで違う。科…

「アンドロメディア」

監督三池崇史、SPEEDの島袋寛子、上原多香子、今井絵里子、新垣仁絵、原田健二、DA PUMP、竹中直人、クリストファー・ドイル。監督の三池崇史と言えば、「中国の鳥人」、「岸和田少年愚連隊血煙り純情篇」。荒削りながら、結構面白かったので期待していたの…

「GODZILLA/ゴジラ」- Godzilla -

監督脚本製作はローランド・エミリッヒ、主演はマシュー・ブロデリック、ジャン・レノ、ハンク・アザリア。そもそも、まるで期待してなかっただけに、そこそこは楽しめた。「インデペンデンス・デイ」のエミリッヒ。何しろハリウッドの詐欺師、マリオ・カサ…

「悪魔の憐れむ歌」- Fallen -

グレゴリー・ホブリット監督、デンゼル・ワシントン。一言で言えば、現代の悪魔モノ。死刑囚が処刑後に蘇るという設定は、映画でもいくつか使われているので、新鮮な感じはしかなかった。しかし、接触で悪魔が人から人へ移っていく設定はちょっと新しい。余…

「普通じゃない」 - A Life Less Ordinary -

「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督。ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアス、ホリー・ハンター。掃除夫をクビになったロバートが社長令嬢のセリーンをひょんな事から誘拐する事になる。その二人の様を描くラブコメなんだけど…。ポップな感…

「L.A.コンフィデンシャル」 - L.A.Confidential -

エルロイの原作の初映画化であること、そしてケビン・スペイシー、キム・ベイシンガーの役者たち、とくに予告編に出てくるキム・ベイシンガーの美しさに魅了されて楽しみにしていた。ストーリもそこそこに面白いし、役者もそれほど悪くないんだけど、なんか…

「アンラッキー・モンキー」

脚本監督サブ、堤真一、吉野公佳、田口トモロヲ、大杉漣、サブ…。「ポストマン・ブルース」に続くサブの新作。「ポストマン・ブルース」も嫌いじゃないけど、今一つ、完成されて無い面を多く感じる。結果的には同じ印象を持った。ただ、映画的な雰囲気は違う…

「風雲」

香港旅行の時に観た。郭富城、鄭伊健、千葉真一主演。面白かった。千葉真一がスッゴクかっこよかった。前半は人間関係が複雑でちょっとダルだったのですが、後半の畳みかけは見事。CGの使い方が素晴らしい。香港流のアクションと上手く組み合わされて、凄い…

「ホーム・アローン3」 - Home Alone 3 -

脚本制作ジョン・ヒューズ、監督ラジャ・ゴズネル、主演アレックス・D・リンツ。マコーレ・カルキンから主役は変わったけど、内容はほとんど変わってない(^^;)。まったくワンパーンなのに作り続けるのは大したものだけど、単体で考えていると、今までのより…