電子竹林:Blog

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「インドの樹、ベンガルの大地」

西岡直樹 講談社文庫。「深い河」「身体にやさしいインド」と、最近、特に理由もなくインドものが続いている気がする。著者は、カルカッタ、ジャドブプル大学ベンガル語学科に留学。留学中に民話収集や植物の調査を行う。この本は、そんな当時の一般庶民との交流をさらりとエッセイにしている。インドの旅行記と言えば、騙されたり盗まれたり、そんなギスギスした体験記が多いけど、これは田舎のノホホンとした人たちばかりでいい感じ。