電子竹林:Blog

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「レッセー・エヴィル」 - The Lesser Evil -

デヴィッド・マッケイ監督製作、ジェレミー・レヴィン/スティーブン・シュルツェ脚本、コーム・フェオーレ、トニー・ゴールドウィン、アーリス・ハワード。高校時代の仲間4人が、卒業前に起こした隠された犯罪。22年の後に、田舎の山荘に集まった4人の恐怖心、猜疑心、葛藤が交錯する密室劇。密室劇の部分はまあ上手いと思うし、過去との交錯の仕方も面白かったのだけど、後半に行くほどなんか詰まらなかった。ストーリを引っ張る謎がまったく弱い。ラストの、あれがドンデン返しというのでは納得出来ない。密室劇といえば、最近では「アルビノ・アリゲータ」を思い出すけど、比べて観ると、「レーッサー・エヴェル」の方が格段に落ちる。「ユージュアル・サスペクツ」とも比較されるけど、まるで勝負にならない。