電子竹林:Blog

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「ビッグ・ダディ」- Big Daddy -

デニス・デューガン監督、アダム・サンドラー制作脚本主演、リスティ・スワンソン、コール&ディラン・スプラウス、ジョン・スチュワート。ソニー(アダム・サンドラー)の32歳にもなって定職にもつかずにふらふらとした生活に、恋人のバネッサ(リスティ・スワンソン)も愛想をつかしてしまう。そこに現れた一人の子供ジュリアン(コール&ディラン・スプラウス)は、実は中国に出張しているルームメイトのケビン(ジョン・スチュワート)の一夜をともにした相手が生んだ子供だった。バネッサを取り戻すために、ソニーは懸命にジュリアンの世話を焼き、大人になった自分をアピールするが…。子供のままの大人が、子供を育てるという一つの笑いどころが、実はあんまり面白くない。単にだらしがないだけで、共感を得られない。やがて成長していく姿にも、感動が無く、多少のホノボノ感しかなかった。アダム・サンドラーは、前の「ウォーター・ボーイ」が傑作だったし、「ウェディング・シンガー」もよかっただけに残念。やはり子役のコール&ディラン・スプラウスは、双子でジュリアン一役をやったらしい。