電子竹林:Blog

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「「グラディエータ」- Gladiator - ☆

リドリー・スコット監督、デビッド・フランゾーニ脚本、ラッセル・クロウホアキン・フェニックスコニー・ニールセン、ジャイモン・ハンスウ、デレク・ジャコビリチャード・ハリス、オリバー・リード。西暦180年、大ローマ帝国が舞台。皇帝マルクス・アウレリウス(リチャード・ハリス)は、次期皇帝の座を信頼する部下であるマキシマス将軍(ラッセル・クロウ)に譲ろうとしていた。しかし、皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は皇帝を暗殺、マキシマスをも罠にかけ殺しかける。マキシマスは剣闘士奴隷(グラディエーター)として生き長らえるうちに名を上げ、再びローマに戻る事となる…。かつて「ベン・ハー」、「スパルタカスクレオパトラ」、「ローマ帝国の滅亡」と、壮大なスケールの史劇スぺクタルの名作が作られた。「グラディエータ」は、まさに史劇スペクタクルの復活。面白かった。オープニングのゲルマニアの戦いの戦闘場面から迫力満点。その後の展開はまさに、息をもつかせぬというスピード感。闘技場の場面も色々と工夫があり、変化を付けて飽きさせない。コモドゥス、王妃など、それぞれの心理の変化も見事。何よりも"国民の支持"の重みを上手く使っているのに関心した。コロッセオを中心とするローマのCGの作り方も美しく迫力あった。行った事あるので、なんか余計にリアルに感じる。ちなみに、カンピドーリオ広場の中央の騎馬像が皇帝マルクス・アウレリウス