電子竹林:Blog

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「プリティ・プリンセス」- The Princess Diaries -

ゲーリー・マーシャル監督、アン・ハサウェイジュリー・アンドリュースヘクター・エリゾンド、ヘザー・マタラーゾ、キャロライン・グッドール、ロバート・シュワルツマン。内気でさえない高校生のミア(アン・ハサウェイ)、親友は毒舌家のリリー(ヘザー・マタラーゾ)。ミアは母親のヘレンとの二人暮らし(キャロライン・グッドール)。突然、祖母のクラリス(ジュリー・アンドリュース)により、ミアはジェノヴァ王国の王位継承者である事を知る…。ポスト"ジュリア・ロバーツ"としてのアン・ハサウェイ、シンデレラ・ストーリの直球勝負のホントにプリンセスという設定。おまけに邦題では「プリティ・ウーマン」に対抗した題名に変わっているし。(ついでに「プリティ・ウーマン」のホテル支配人がこの映画のジョー役ヘクター・エリゾンド。ちょっと直線的な能天気さと道徳観にはひっかかるものがある。そもそも、ドジで内気で髪の毛ぼさぼさでメガネだけど、最初からミアはどう見ても美人。プリンセス教育で生まれ変わるのは、いかにもみんなの期待のプリンセス像。こんな単純でいいのか…。リリーがプリンセスだったら、設定は成り立つのか…。そのリリー役、「ウェルカム・ドールハウス」のヘザー・マタラーゾは相変わらずいい味出している。素晴らしいバイプレイヤー。彼女のお陰で、それなりに楽しめた。