電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「リトル・ミス・サンシャイン」- Little Miss Sunshine -

ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファレス監督(夫妻、初監督)。アリゾナに住むフーヴァー一家、自分の成功論を振りかざす父(グレッグ・キニア)、ヘロイン中毒の祖父(アラン・アーキン)、なんとか一家をまとめようと努力する母(トニ・コレット)、その兄は自殺未遂のプルースト研究家(スティーヴィ・カレル)、家族を嫌い沈黙を続ける長男(ポール・ダノ)、ビューティー・クィーンを夢見る9歳の娘オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)。カリフォルニアで行われる美少女コンテスト"リトル・ミス・サンシャイン"のために一家はミニバスで出かけるが…。映画祭の中では一番好みがあうサンダンスでの評判を聞いて、期待度満点だったがその期待を裏切らない面白さだった。簡単に言うと家族の再生のロード・ムービーなんだけど、それぞれのアクの強いキャラを上手く演じ、丁寧にエピソードを重ねながらも、軽快なテンポでラストまで引っ張ってくれる。最後には暖かい感動の余韻が残る、そんな映画。今年最後の映画になるが、これは面白かった。しかし、なんでPG-12なんだろう??麻薬のせいか?

http://movies.foxjapan.com/lms/