スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス制作、ヴィッド・コープ脚本。1957年、ソ連工作員スパルコ(ケイト・ブランシェット)の手から逃げ延びたインディアナ・ジョーンズ博士(ハリソン・フォード)はマッカーシズムが吹き荒れる中で大学も強制休職へ、そんな時に声をかけてきた若者・マット(シャイア・ラブーフ)から旧友とクリスタル・スカルの話を聞き、ペルーへ向かう…。全体にはよくも悪くもインディアナのシリーズ。勢いだけの荒っぽい展開だけど、それなりに見せ場を作って、そこそこ笑いも盛り込んでいくエンターテイメント。クリスタル・スカル、黄金郷エルドラド、古代インカの頭蓋変形、ナスカの地上絵、イグアスの滝、ペルー、ニューメキシコ、アマゾン、オレリャーナ(スペインのコンキスタドール)などなど、実在だけど中南米一緒くたにしていると大雑把さも、相変わらず。ま、そういう細かい所を気にしなければ、それなりに楽しめるか。
