ロブ・ミンコフ監督、ユエン・ウーピン/袁和平アクション監督、ピーター・ポウ撮影監督。現代のボストン、カンフーおたくの気弱な少年ジェイソン(マイケル・アンガラーノ)は中華街の老主人ポップの質屋で古びた棒と出会う。強盗事件に巻き込まれたジェイソンが目を覚ましたのは古代中国。酔っ払いのルー・ヤン(ジャッキー・チェン/成龍)に命を助けられたジェイソンは、物静かな僧侶(ジェット・リー/李連杰)、スパロウ(リュウ・イーフェイ/劉亦菲)とともに、将軍ジェイド(コリン・チュウ/鄒兆龍)に捕らえられた孫悟空に如意棒を届ける事になうが…。「西遊記」、「白髪魔女伝」、「八仙人」などの中国伝奇小説をネタに使いながら、基本はファンタジー+「ベスト・キッド」。物語も雑。それでも、ちょっとであっても成龍VS李連杰対決が観られるのは凄い。二人の最盛期に観たかったというのは誰しも思うだろうけど。まあ、二人の対決が観られてアクションがそれなりにいいから、その他の雑なトコは許します。
