前田哲監督、小林弘利脚本、黒田恭史原案「豚のPちゃんと32人の小学生～命の授業900日」。新任教師で6年2組担任の星先生(妻夫木聡)は、卒業までの一年間、最後に食べるという約束で子豚を飼い始める。子ブタはPちゃんと名付けられ、26人の子供たちはPちゃんに愛情を持っていくが…。1993年にTVドキュメンタリー番組になっているらしいが未見。教育的な内容は見方によっては感動的とも言えるしアザトイとも言えるし、微妙な所。映画としては、かなりの部分はドキュメンタリー風に子供の素で意見が構成され、それが欠点でもあり成功でもある。真剣に悩む子供の姿は率直に見て感動的。まあ、子供が素直に観て感じて欲しい映画ではある。子役はみんな自然でいい。分かるのは「コドモのコドモ」(id:zom-1:20080928#p1)主演の甘利はるなぐらいだった。
