ペイトン・リード監督、ダニー・ウォレス原案。銀行の貸し付け担当のカール・アレン(ジム・キャリー)は3年前の離婚以来、友達と会う事も避ける"No"な日々。ある時、昔友ニックに誘われた自己啓発セミナーで、カリスマ主宰者(テレンス・スタンプ)により、今後は何があっても“YES”と答えると誓いを立てるてるが…。BBCラジオディレクターのダニー・ウォレスが、半年間すべてにイエスと答える実験をした、自己啓発ノンフィクション同名本が原案。予想より悪く無い。全体には軽い作りだけど中身も深く、それなりに楽しめる。ジム・キャリー的な笑いもしつこくなく適度だし、複雑に構成された伏線の数々が楽しい。ヒロインのゾーイ・デシャネルもヘンなキャラだけど印象的。軽い映画として楽しめばいい映画か。
