電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「しんぼる」

松本人志監督。メキシコでは中年のプロレスラー、エスカルゴマンがひと回り若い相手との試合を控えていた。一方、真っ白で出口が無い部屋で水玉のパジャマを着た男(松本人志)が目覚める…。松本人志の前作「大日本人」 (id:zom-1:20070608#p1)は2007年邦画個人的ワースト3なので期待はゼロだったが、その期待を上回ってさらに詰まらない。観ている途中で余りの痛々しさに悲しくなってしまった。高校の映研に金が無尽蔵にあれば作りそうな感じの内容。オチも明確に付けてしまったので、余計に薄っぺらになってしまった。二三人は笑っている人がいたけど、これで笑える人が羨ましい。こういうのが全国ロードショーになる日本の映画界のシステム自体がおかしいのじゃないかと考えさせられた。

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