電子竹林:Blog

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「しあわせの隠れ場所」- The Blind Side -

ジョン・リー・ハンコック監督脚本、 マイケル・ルイス原作。寝る所もない高校二年の"ビック・マイク"ことマイケル・オアー(クィントン・アーロン)は、ある感謝祭の夜にリー・アン(サンドラ・ブロック)に助けられる。リー・アンと夫シーン(ティム・マッグロウ)、娘コリンズ(リリー・コリンズ)、息子SJ(ジェイ・ヘッド)の家族に受け入れられたマイケルは、やがてアメリカン・フットボールの才能を見いだされるが…。2009年にNFLボルティモア・レイブンズにドラフト指名された新人マイケル・オアーの半生の実話ベース。気本的に非常にいい話、感動的な話を丁寧に作っているのが好感が持てる。貧困も麻薬も出てくるけど悪人さえも基本的には悪いヤツじゃない、観た後に人間は優しいなあと思わせるようなタイプの映画。こういう映画は基本的に嫌いじゃない。サンドラ・ブロックは納得の演技だけど、クィントン・アーロンの抑えた演技も光っている。この監督は2002年の「オールド・ルーキー」も35歳メジャー・リーグ入りのジム・モリスのスポーツ実話モノだった。

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