電子竹林:Blog

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「ロビン・フッド」- Robin Hood -

リドリー・スコット監督、ブライアン・ヘルゲランド脚本原案。12世紀末、十字軍遠征からの帰還途中に獅子心王リチャード1世が戦死。英国への帰還を急いだ兵士のロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)たちは、ジョン王の幼なじみでありながら仏王のスパイのゴドフリー(マーク・ストロング)による騎士ロバート・ロクスリーの暗殺現場に遭遇。ロビンはロクスリーの遺志でその剣を父に届けるためにノッティンガムに向い、マリアン(ケイト・ブランシェット)と出会う…。シャーウッドの森の義賊というよりは、その誕生までの物語。お正月大作の一つだとは思うが、まるで人気が無い。個人的には結構面白かった。リドリー・スコットらしい戦闘場面の見せ場は迫力あるし、物語も壮大。十字軍、英仏関係、英国の王位継承などを盛り込みながら大きなドラマにしているのが上手い。これに比べるとケビン・コスナー主演「ロビン・フッド」1991年はかなり詰まらなかったなあと思う(第12回ゴールデンラズベリー賞最悪主演男優賞受賞)。ま、ロビン・フッドラッセル・クロウじゃない方がいいんじゃないかと思うが。

http://robinhood-movie.jp