電子竹林:Blog

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「GANTZ」

佐藤信介監督、渡辺雄介脚本、奥浩哉原作。なかなか就職が決まらない大学生の玄野計(二宮和也)と、その幼なじみで正義感が強い加藤勝(松山ケンイチ)は地下鉄の事故で命を落としてしまう。GANTZと呼ばれる黒い球体のある部屋で二人は気がつき、岸本恵(夏菜)、鈴木(田口トモロヲ)、西丈(本郷奏多)たちと共に、星人と呼ばれる敵と戦う事になる…。原作は残酷で人を選ぶ所があるけれど、個人的には特に初期の部分とか好き。映画は二部構成で今回はネギ星人、田中星人、あばれんぼう星人まで。後半は「GANTZ PERFECT ANSWER」(id:zom-1:20110424#p1)として4月に公開。前編は比較的素直に映像化していて、特に男性陣の活躍は見どころ。玄野の性格の変化はちょっと駆け足過ぎる感じもするけど、二宮和也は上手く演じている。あばれんぼう星人での、岸本と加藤の部分はちょっとあっさりしすぎている感じ。岸本はほとんど脇役で全体に女性陣はイマイチな感じ。小島多恵(吉高由里子)も原作イメージとは随分と違う。映像化で面白くなっている部分も多いけど、逆に子供ネギ星人とか余計に残虐な印象を受ける。後編は吸血鬼集団が、謎の集団として活躍するオリジナルストーリになるみたいで後半の方が楽しみ。

http://gantz-movie.com/