電子竹林:Blog

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「戦火の中へ」- 71 Into the Hfire -

イ・ジェハン監督。1950年6月25日、北朝鮮軍の奇襲により3日間でソウル陥落。8月、洛東江を死守するために部隊が移動、カン大尉(キム・スンウ)は浦項女子中学校の守備を学徒兵71名に託す。指揮官は経験者のオ・ジャンボム(チェ・スンヒョン/T.O.P)、その他に少年院代わりに学徒兵に加わったク・ガブチョ(クォン・サンウ)たち。一方、北朝鮮軍766部隊パク・ムラン少佐(チャ・スンウォン)は洛東江へ向かえという上層部の指令を無視し、浦項へ兵を進めるが…。出だしから戦闘シーンのリアルさ、迫力は確かにある。それぞれのキャラもちょっと面白い。全体には、戦争の悲劇を描くというよりは、国家のために命を投げ出した若者の物語。なんか戦争賛美な感じがイマイチ。なんでこの時代に、この映画なんだろうか。北朝鮮のパク・ムラン少佐はステレオタイプじゃない、ちょっと面白さがあったけど、面白さ止まりだったかな。

http://intothefire.jp/