電子竹林:Blog

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「小川の辺」

篠原哲雄監督、藤沢周平原作。江戸後期、北の小国の海坂藩。戌井朔之助(東山紀之)が受けた藩命は、脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助)を討つ事。佐久間は朔之助の妹・田鶴(菊地凛子)の夫であった。朔之助は道中に兄弟同様に育った新蔵(勝地涼)を連れ、田鶴が目撃された行徳へ向かうが…。「山桜」(id:zom-1:20080606#p1)と同じ監督、原作者、主演。押さえたトーンの印象は同じだけど、個人的には「山桜」の方が好きかな。「小川の辺」は物語的にはかなり単純なのが難、それ意外の所はかなりいい。道中の自然の描写などは心が和む。菊地凛子は、なんか時代劇に馴染まない感じ。

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