SABU監督、宇仁田ゆみ原作。祖父の葬儀で実家へ戻った河地大吉(松山ケンイチ)は、勢いから祖父の隠し子、6歳になる鹿賀りん(芦田愛菜)の世話をする事になるが…。原作もアニメも未見。育メン映画という企画だろうけど、まあ設定的には古典的で(「パパと呼ばないで」とか…古い)新鮮さはないものの、松山ケンイチの上手さと芦田愛菜の可愛さが上手くマッチしている。どう考えてもSABU向きの企画じゃないと思ったけど、成功している部分7割、失敗している部分3割な感じ。ダンスのシーンは浮いているし、綾野剛まわりの演出はどう考えてもアザトすぎる。でも、微妙なギャグ感覚は見事で、SABUはこういうのもイケるんだなあとちょっと感心させられた。
