電子竹林:Blog

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「シャンハイ」- Shanghai -

ミカエル・ハフストローム監督。日英米仏伊の列強各国が租界を置いていた上海、1941年10月。米国スパイのポール(ジョン・キューザック)は着いたばかりで、親友で同僚のコナーが日本租界で殺された事を知る。コナーは上海三合会のボスのランティン(周潤發/チョウ・ユンファ)を調査中であり、スミコ(菊地凛子)という愛人がいたがスミコは行方不明。ポールは偶然知り合った女性アンナ(コン・リー)がランティンの妻である事を知り、また日本の将校タナカ(渡辺謙)と出会うが…。歴史に翻弄される人々、その中でのラブストーリ、ハードボイルドな謎解き、とかなりスタンダードで新しさはないものの、このスタンダードな感じは嫌いじゃない。見慣れた素材ではあるが、卒なく作っている印象。何より、チョウ・ユンファコン・リーが観られただけで満足という感じもあるけど。ミカエル・ハフストロームは、最近では1408号室」(id:zom-1:20081126#1)は良くて、「ザ・ライト」(id:zom-1:20110409#p2)はダメだったけど、今回はまあまあかな。

http://shanghai.gaga.ne.jp/