ミカエル・ハフストローム監督。葬儀社の家に育ち神学校へ進んだマイケル・コヴァック(コリン・オドナヒュー)は司祭への道を諦めようとするが、恩師の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座に参加する事になる。やがて、マイケルは一流のエクソシストと言われるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔払いに立ち会う事になるが…。この監督の、キング原作の映画「1408号室」(id:zom-1:20081126#1)は短い物語を上手く映像化していたので期待はあったんだけど、まったくの期待外れ。日本人だからか悪魔というモノに対する感覚が随分違うのかもしれないが、少なくとも最近でも「エクソシスト ビギニング」(id:zom-1:20041031#p1)はそれなりに観られたから、この映画が駄目なんだと思う。アンソニー・ホプキンスは正面から撮るとレクター博士にしか見えない。
