浜本正機監督、大川隆法製作総指揮。2009年の衆議院議員選挙、26歳の青年、鷲尾正悟(三浦孝太)はアジアの軍事大国オウランの脅威を訴えるが落選。数年後、日本はオウランに占領され言論や宗教弾圧が強まる。正悟は親友の中岸憲三(海東健)やオウラン人のリン(ウマリ・ティラカラトナ)たち、かつての仲間の地下組織ROLEに参加するが…。幸福の科学の大川隆法が製作総指揮、幸福の科学映画はなぜか一本目からずっと見ているが、随分とマシになって来た感じ。少なくともストーリーが理解出来るようになった(^^;)。それでも中盤は中だるみするしテンポもやや悪い。ラストも盛り上がらない。オウラン=中国、民友党=民主党を暗示しているのだけど、仮想敵をそこに持って行った割には主張がイマイチ理解しにくい。宍戸錠や田村亮もこんな映画が遺作になったら後悔するだろうな。
