シド・ベネット監督脚本。著名な探検家のジョナサン・マーチャント(リチャード・ディレイン)、助手チャーリー(ピーター・ブルック)の一行は、コンゴの秘境へ未確認生物ムケーレ・ムベンベを探す旅に出かける。ジョナサンの15歳の息子ルーク(マット・ケイン)が無断で乗り込んだ一行のヘリは墜落するが…。タイトルどおりに「ブレアウィッチ・プロジェクト」恐竜版。物語的にはまあ悪くない、現代の「ロストワールド」な話。しかし、こーいうモキュメンタリーな映像は心底嫌いだ、頭痛くなる。GoProなどが駆使されていたり、バイオロギングを使ったアイデアなどは秀逸だと思ったのだけど、映像はやはり辛い。モキュメンタリーにありがちなファウンド・フッテージ=埋もれていた映像の手法は、考えてみると昔の探検隊の残された日記みたいなもんか。
