ラナ・ウォシャウスキー/トム・ティクヴァ/アンディ・ウォシャウスキー監督、デイヴィッド・ミッチェル原作。1849年、弁護士ユーイング(ジム・スタージェス)は奴隷売買の契約を交わす。1936年、音楽家フロビシャー(ベン・ウィショー)はスコットランドの作曲家の元で「クラウド アトラス六重奏」を作曲する。1973年サンフランシスコ、物理学者のシックススミスは原発の報告書をジャーナリストのレイ(ハル・ベリー)に託そうとする。2012年ロンドン、出版元のカベンディッシュ(ジム・ブロードベント)はカルト的英雄となったダーモットにより大もうけする。2144年ネオソウル、複製種ソンミ451(ペ・ドゥナ)は革命軍チャン(ジム・スタージェス)により助け出される。崩壊後106年後、使者メロニム(ハル・ベリー)がザックリー(トム・ハンクス)の村を訪れる…。30分短編6本分をミキサーにかけたような映画。やや編集の技に溺れている感じがするし、特殊メイクによる出演はエディ・マーフィ的な色物しか感じない。複雑なだけで効果がない。ちょっと構成や内容的が似てて連想したんだけど「ミスター・ノーバディ」(id:zom-1:20110515#p1) の方が好きだな。
