電子竹林:Blog

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「ザ・マスター」- The Master -

ポール・トーマス・アンダーソン監督脚本。第2次世界大戦の海軍帰還兵フレディ(ホアキン・フェニックス)はアルコール依存症で社会に馴染めずにいた。ある時、新興宗教団体「ザ・コーズ」の船に偶然に乗り込み、教祖のドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)、その妻ペギー(エイミー・アダムス)と出会うが…。何でも無いシーンなはずなのに凄い緊張感のシーンの連続にはしびれるけど、最後は盛り上がらずになんとなく終わってしまうのはかなり残念。考えてみると、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(id:zom-1:20080518#p2)とほとんど同じスタイルかなあ。同じスタイルを貫いているとも言えるし、あんまり進歩していないとも感じる。カリスマ性や人間関係もちょっと似ている。様々は暗喩を感じるけど、特にベギーの妊娠はなんか気になる。

http://themastermovie.jp