電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「リンカーン」- Lincoln -

スティーブン・スピルバーグ監督、トニー・クシュナー脚本。1865年エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が大統領に再選されたたが、南北戦争はすでに4年目。リンカーン国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)と共に奴隷制度廃止の合衆国憲法修正第13条を下院で批准させるまで戦いを続ける決意をしていた…。テーマは重要だし面白いのだけど、修正第13条批准だけでずっと2時間とは思わなかった。票の切り崩し方や、スタッフそれぞれのキャラは面白いのだけど、やはりこの話だけで二時間はちょっと単調な気がする。一般受けとしてはどーなんだろうか。この感じは、ピルバーグというよりは「ミュンヘン」(id:zom-1:20060218#p1)の脚本トニー・クシュナーの芸風な気がする。原作は。ドリス・カーンズ・グッドウィン伝記本。トミー・リー・ジョーンズ は一癖ある役で面白いんだけど、むりにオチを入れた感じ。

http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie/