ジョセフ・コシンスキー監督原作。2077年、謎のエイリアン“スカヴ”の侵略から60年。人類はタイタンへ移住し地球ではジャック・ハーパー(トム・クルーズ)とヴィクトリア(アンドレア・ライズボロー)だけが記憶を消され監視業務についていた。任務もあと2週間となった頃、ジャックは墜落した宇宙船から乗組員ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を助け出す。そして謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)たちもジャックを監視していたが…。荒廃した地球、正体不明の敵、失われた記憶…とSF要素満載。細かなガジェットとSFオマージュも楽しめる、好きなタイプの映画だ。「トロン・レガシー」(id:zom-1:20101219#p1)で見せたスタイリッシュな映像も健在。コシンスキー監督はパクリっぽい映像が多いのかと思ってけど、この人の場合、純粋にオマージュしている感じがするなあ。撮影はソニーCineAltaF65。(絵画はアンドリュー・ワイエス「クリスティーナの世界」NoMA所蔵)
