電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「晴れときどき晴れ、のち晴れ」

内片輝監督(初)。緒方定虎(松本利夫/EXILEのMATSU)はアクションスターを夢見て瀬戸内の港町・牛窓から出てきたがそれも実らず、37歳の今、結婚詐欺に合い借金取りから逃げて故郷に戻った。そこで幼なじみの妹、イヅミ先生(白石美帆)と再会し定時制高校に入学する事に、そして定虎の娘だという17歳の少女の美羽(宮崎香蓮)と同級生になってしまうが…。脚本も演技も編集も撮影も、なんかイマイチ冴えが無い。色々と盛り込み過ぎで、その割にはそれぞれが浅すぎて最後には何も収束していない。当然観客は何にも引きつけられない。宮崎香蓮はいいキャラだと思ったけどあまり活きてはこなかった。祭りの音頭の"うらじゃ"もなんとも取ってつけただけで結局、町おこし映画で終わっている気がする。町おこし映画としても成功しているとは思えないけど。

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