電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「バイロケーション 表」

安里麻里監督脚本、法条遥原作。画家を目指す桐村忍(水川あさみ)はマンションの下の階に引っ越して来た視覚障害のある高村勝(浅利陽介)と知り合い結婚。ある時、偽札の疑いで掴まった刑事の加納(滝藤賢一)から飯塚誠(豊原功補)が代表をするバイロケーションの被害者の会に参加するが…。原作は角川ホラー、第17回日本ホラー小説大賞長編賞作、未読。出だしはホラーよりちょいとバイオレンス強いなと不満だったけど、中盤から様相が変わって来てラストは、お、こういう話なのか、う、見逃していたという意外性が良い。表現はイマイチだがメンタルに刺ささる部分は上手い。油断しないで観るのが吉。表バージョン以外にエンディングが違う裏バージョンがあるらしい。エンディングが違うだけで見に行く気はしないけど。

http://www.bairoke.jp