佐藤信介監督、宇田学脚本、松岡圭祐原作。万能鑑定士Qの凜田莉子(綾瀬はるか)はある事件で知り合ったルーヴルのアジア圏代理人の朝比奈尚幸(村上弘明)から依頼を受け、「モナ・リザ」日本公開の臨時学芸員試験のためパリへ向かう。そこには同じ事件で莉子に興味を持った雑誌記者の小笠原悠斗(松坂桃李)も同行。そして合格となった莉子と泉寺美沙(初音映莉子)は日本でブレによる特別講義に参加するが…。このシリーズ原作は1～3だけ読んでる。この映画は第9巻らしい。内容的にはかなりのムリヤリ感あるけど、まあ原作の芸風だからしょうがないか。映画的には最初の方はキャラ設定などでまだ興味が続くけど、中盤からかなりテンポが悪い。中だるみし過ぎかなあ。あの原作だと、もう一冊ぐらい入れないと一本の映画にするのきつい感じがする。パリプレミアとかやったらしいが、この内容でよくルーブルはロケを許可したなぁ(^^;。綾瀬はるかは意外に莉子が似合ってた。松坂桃李の小笠原はちょっとイメージ違うが、それ以上に莉子の店が自分の中のイメージとかなり違った。
