電子竹林:Blog

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「追憶」

降旗康男監督。1992年、富山。親に捨てられた13歳の四方篤は同じ様な境遇の田所啓太、川端悟と喫茶店を営む仁科涼子(安藤サクラ)の元で暮らしていたが、ある事件をきっかけに離れ離れになる。25年後の東京、刑事になった四方篤(岡田准一)は妻の那子(長澤まさみ)ともすれ違い。金策に奔走していた川端悟(柄本佑)が他殺体で発見され、篤は故郷を訪ね、田所啓太(小栗旬)とその妻・真理(木村文乃)と会うが…。監督も82歳か。過去の事件と絡む殺人事件、サスペンスとしても人間ドラマとしてもなかなかいいオリジナル脚本。それだけにもうちょっと予算使って撮って欲しかった気もする。これでは撮影の木村大作も生きてこない。全体には満足ではあるが、もったいない。

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