ケネス・ブラナー監督、アガサ・クリスティ原作「オリエント急行の殺人」。イスラエルでの事件を解決したエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は急遽イスタンブールからロンドンへ向かうためオリエント急行に乗る事になるが、車内で脅迫を受けていた富豪ラチェット(ジョニー・デップ)が殺害される。乗客の未亡人ハバード(ミシェル・ファイファー)、ドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)、宣教師エストラバドス(ペネロペ・クルス)、家庭教師デブナム(デイジー・リドリー)、教授ハードマン(ウィレム・デフォー)たちと車掌、13人が容疑者となるが…。ケネス・ブラナーが監督で主演ポアロ役も。まあ、自分のための映画って感じだな。映画になると演技合戦になる題材で、シェイクスピアなプラナーが好きそうな作品。全体には平凡な仕上がりで新しいところは少ない。CG駆使したカメラワークが面白いぐらいか。興行成績によっては次回作作りそうな気がする。でも止めて欲しい。