電子竹林:Blog

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「今夜、ロマンス劇場で」

武内英樹監督。映画監督を目指す健司(坂口健太郎)は、モノクロ映画のヒロイン美雪(綾瀬はるか)に心を奪われていたが、最後の上映となる時に美雪がスクリーンから現れる。モノクロ姿の美雪はフルカラーの世界で暮らしていくが…。「カイロの紫のバラ」に「ローマの休日」が足されたような物語。映画製作の現場を描くのはそれなりに楽しいし、綾瀬はるかは意外に古臭い美人顔なのでスクリーンから出て来た王女が似合ってる。加藤剛に語らせるところや、落とし所はなかなか上手かったという印象。色々なとこからパクってきているけど、これってオリジナル脚本だよねえ。「また逢う日まで」のガラス越しのキスとか年寄りしか知らないかもしれないな。

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