「きみの鳥はうたえる」

三宅唱監督、佐藤泰志原作。函館郊外の書店で働く僕(柄本佑)、一緒に暮らす失業中の静雄(染谷将太)。僕は、帰りに同じ書店で働く佐知子(石橋静河)と飲みに行く約束をするが、佐知子は店長の島田(萩原聖人)とも関係があるという噂だった…。この監督の映画は多分初めて観る。トーンとしてはなんでもないけど不思議な空気感に満ちていて、佐藤泰志の原作の雰囲気を感じる。それを柄本佑、石橋静河、染谷将太が上手く出しているのがいい。石橋は「夜空…」(id:zom-1:20170603#p1)の時ほどではないが存在感あるな。ちょっと池脇千鶴っぽくなったけど、池脇千鶴の最盛期ぐらいいい感じだ。

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