豊田利晃監督、瀬川晶司原作。小学五年生から将棋に夢中になり奨励会に入会した瀬川晶司(松田龍平)も、26歳までに四段昇格できなければ退会という規定が重いプレッシャーになっていた。新藤(永山絢斗)、村田(染谷将太)、山川(渋川清彦)たち将棋仲間と遊びまわるうち、子供の頃の将棋のライバル鈴木(野田洋次郎)がアマ名人になっている事を知るが…。瀬川という棋士のことをまるっきり知らなかたので、んー、どういう奇跡なの?と思って観ていたが、まあ後半の展開はなるほどな感じ。全体にはメリハリもない物語の展開ではあるが、悪くはない。豊田利晃監督は作風、変わったなあという印象をちょっと受けた。イッセー尾形、松たか子とかは出番少ないけどいい感じな登場だが、上白石萌音と石橋静河は取ってつけた感じだな。
