アンナ・ボーデン、ライアン・フレック監督。1995年LA。あるビデオショップに空から落ち記憶を失っていたヴァース(ブリー・ラーソン)に戦略国土調停補強配備局S.H.I.E.L.D.のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が接触、敵スクラルから共に逃走する事になるが…。なんだか訳がわからないスタートから、だんだんと謎が見えてくる展開はなかなか上手い。猫の使い方もいいし、アネット・ベニング、ジュード・ロウも出番少ないながら存在感あった。全体には雑さもあるけど、最後の方はうまくアベンジャーズに繋げているかな。これでサノスの次回作になるんだろうけど…気の長いシリーズだ。主役のブリー・ラーソンはなかなかクールな感じがいい。「フリー・ファイヤー」の時からそんな感じか。