ロバート・バドロー監督。1973年ストックホルム 、ラース(イーサン・ホーク)はサブマシンガンで武装してクレジット銀行に強盗に入り、ビアンカ(ノオミ・ラパス)たちを人質にする。要求として、刑務所に収監中の仲間グンナー(マーク・ストロング)の保釈、現金、逃走車を要求するが…。ストックホルム症候群の語源になったノルマルム広場強盗事件の実話ベース。なんだが、登場人物の心理的な変化がまったく納得できないので、物語にノレない。いい題材だけにまったく勿体ない、しっかりと心理の流れを納得させてくれれば面白くなっただろうに。警察や首相の行動もイマイチ納得感がないのも残念。役者もイーサン・ホーク、ノオミ・ラパスといいトコを揃えているのに。