ニーシャ・ガナトラ監督。マギー(ダコタ・ジョンソン)は大物歌手グレース(トレイシー・エリス・ロス)のアシスタントをしながら、音楽プロデューサーになる夢を持っていた。一方、グレースは新曲制作への夢を持っていたが、長年のマネージャーのジャック(アイス・キューブ)は反対、ラスベガスでのショー中心を進める。そんな頃、マギーは才能のある歌手デヴィッド(デヴィッド)と出会い、プロデュースを考えるが…。新型コロナの影響で米国で5月公開予定が配信に変更、日本では12月に公開、というケチがついたスタート。ドラマとしてはカッチリと最後には収まって、単なる恋愛ものとしてではなく上手く出来ている。音楽業界の裏もいろいろと見えるのが面白い。上映館が少ないのも残念だなあ。ダイアナ・ロスの娘トレイシー・エリス・ロスが大御所の役で、初めての歌声披露というが、なかなかに迫力があって素晴らしい。
