電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「さんかく窓の外側は夜」

森ガキ侑大監督、相沢友子脚本、ヤマシタトモコ原作。幼い頃から霊が視える男、三角康介(志尊淳)の元に除霊師・冷川理人(岡田将生)が現れ、一緒に仕事をすることになる。連続殺人事件調査中の刑事・半澤(滝藤賢一)は冷川、三角の協力で遺体を発見し、呪いの痕跡を見つける。一方、女子高生のヒウラエリカ(平手友梨奈)も呪いに関係していたが…。原作は5巻まで読んでいる、映画の結末よりはちょっと前まで。原作はBL風味が強めでちょっと辟易するが、それよりはずっと弱め、映画向けに物語は整理されまとまってる印象。とは言え、それほど新鮮な物語ではない。キャラは作り込んである風だけどそれは設定だけ、表面的でちょっと浅いかな。意外に幽霊がふつうで、CG利用少なめ。原作の方が日常的に不気味描写多く面白いシーンが多かったが、そこは残念。平手友梨奈はちょい冴えない、「響 HIBIKI」での素晴らしい魅力はまるでなかったな。

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