電子竹林:Blog

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「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」

飯塚健監督。スキージャンパーの西方仁也(田中圭)は、1994年リレハンメル五輪の団体戦原田雅彦(濱津隆之)の失敗により金メダルを逃す。西方は4年後の1998年長野五輪を目指すが、腰の故障により代表を落選、コーチ神崎(古田新太)の要望により、聴覚障害の高橋竜二(山田裕貴)、小林賀子(小坂菜緒)たちとテストジャンパーとなるが…。長野五輪のスキージャンプの話だけど、裏方のテストジャンパーを主役にしている構成がポイント、そこはなかなか成功している。猛吹雪、試合再開をかけたテストジャンプという見せ場も上手いし、それでいながら団体金メダルも上手く演出している。全体にチープさは残るものの、よくできている。原田、舟木とか懐かしい。とはいえ、時代的に素直にオリンピックを楽しめる感じではないことは確か。来年の北京冬季五輪を狙った企画なのだろうけど。

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