電子竹林:Blog

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「東京リベンジャーズ」

英勉監督、和久井健原作「東京卍リベンジャーズ」。何をやってもダメなフリーターの花垣武道(北村匠海)は、高校時代の恋人ヒナタ(今田美桜)とその弟ナオト(杉野遥亮)が東京卍曾により殺害されたことをニュースで知る。そして武道は地下鉄のホームへ転落するが、10年前のヤンキーだった時代にタイムスリップしていた。そこで武道たち溝中メンバーを兵隊にしていキヨマサ、やがて総長マイキー(吉沢亮)、副総長ドラケン(山田裕貴)と出会い、ヒナタを救うために東京卍曾を潰そうとするが…。原作未読、アニメちょっとだけ。今回の映画では愛美愛主(メビウス)との8・3抗争まで。最近、タイムリープものは安直に使いすぎている気がするが、そこにヤンキーものを足してミステリ要素を入れたような内容。タイムリープの使い方や時間軸についてはあまりに安易な感じで、深くは考えられていない気がする。そこはSFマニアとしてはかなり気になるところ。物語的には、成り上り、見せ場、トラウマ克服などは出来ているけど、根本で人生の考え方が単純すぎな感じもする。しかし日本はなんでいまだにヤンキーものが好きなんだか。

http://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/