ジャスティン・シミエン監督。ニューオーリンズ外れの洋館を破格の条件で手に入れた医師ギャビー(ロザリオ・ドーソン)は、息子トラヴィス(チェイス・ディロン)と引っ越してくるが怪奇現象に遭遇。ギャビーは超常現象専門家ベン(ラキース・スタンフィールド)、神父ケント(オーウェン・ウィルソン)、霊媒師ハリエット(ティファニー・ハディッシュ)、さらに歴史学者ブルース(ダニー・デビート)を次々と巻き込んで、館の謎を解こうとするが…。エディ・マーフィーの2003年版「ホーンテッドマンション」よりも真面目に作ってはいるが、やはり映画としては詰まらない。ホーンテッドマンションはTDLの中でも一番好きなアトラクションなので、面白く作って欲しいのだけど。アトラクションの中の小ネタを入れ込んだマニアとしても面白さはあるが、映画としては全体を通す物語性がまったく平凡。物語を作るのに失敗している。過去の秘密も陳腐。どこが悪いのか指摘するのは難しいが、キャラ多すぎでなんかバラバラ感がある。マダム・レオタの出番が多いのは個人的には好き(そういえばリトル・レオタは??)。
