電子竹林:Blog

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「ミステリと言う勿れ」

松山博昭監督、相沢友子脚本、田村由美原作。大学生の久能整(菅田将暉)は、広島の美術館にやってきたが、出会った女子高生の狩集汐路(原菜乃華)の頼みで狩集家の遺産相続に関わることになる。顧問税理士の真壁軍司(角野卓造)、顧問弁護士の車坂義家(段田安則)、その孫・朝晴(松下洸平)により管理された狩集家の莫大な財産をめぐり、当主の孫にあたる汐路、ゆら(柴咲コウ)、理紀之助(町田啓太)、新音(萩原利久)たち四人は、遺言書に従い与えられたそれぞれの蔵の謎を解く事になるが…。TVドラマの劇場版、特にフジテレビはパスしたいのだが、ついApple Storeの待ち時間に観てしまった。ドラマ版はまあ好き、原作は途中までだけどかなり好き。で、劇場版は…、やはり映画館で見るほどではないかなあ。結局、整くんのキャラの面白さがほとんどで、事件もトリック(という程でもないか)も面白みは無い。相続する四人の孫の背景が薄くて、ドラマとしては魅力に欠ける。汐路の父役・滝藤賢一は出番が少ないのに存在感あったな。解決してからもダラダラと長すぎ。ギャグの入れ方は、あまりに平成TV風(「トリック」みたいな)で嫌いなタイプ。

https://not-mystery-movie.jp/