電子竹林:Blog

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「ARGYLLE アーガイル」-Argylle-

マシュー・ボーン監督。エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、アイススケートの大事故のあとに転身し、ベストセラー小説「アーガイル」の作家となる。エリーは愛猫アルフィーと列車で移動中、謎の男たちに襲われエイデン(サム・ロックウェル)と名乗るスパイに助けられるが、それはエリーの小説が現実のスパイ組織を示していたためというが…。スパイ・アクションもの軽いエンタメ映画の予測だったが、なかなかによく出来たエンタメだった。二転三転させる物語の展開は上手い、前知識なしで観るのが吉。監督は「キングスマン」の人だけど、無駄なスプラッタな残虐性はほとんど入って無い。死者は多いが血も出ない。無駄に美しい、数シーンのアクションが傑作。エリーの両親、アルフィー(サミュエル・L・ジャクソン)、小説と現実の人物の対比など、面白い構成。

https://argylle-movie.jp/