電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2004-11-09から1日間の記事一覧

「TOUGH」(4)

猿渡哲也。迫力無しだった1~3巻(id:zom-1:20040426#p1)(id:zom-1:20040729#p2)からやっと、ハイパーバトル日本予選開始して物語が展開。それぞれキャラが超人的な割には戦いは地味。派手にいくなら「バキ」ぐらい突き抜けて欲しいもんだが。 http://www.ama…

「ギャラリー・フェイク」(31)

細野不二彦。30巻(id:zom-1:20040616#p2)同様に美術ネタが少な過ぎる。調香師ジャン・ポール・香本は準レギュラーに昇格?ちなみにアニメ化決定らしい→ http://www.aniplex.co.jp/galleryfake/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409187391X/

「Q.E.D-証明終了」(19)

加藤元浩。前半は「マクベスの亡霊」、認知科学的トリックはシンプルで明快(物理的には○○なんだが認知的には××だよな…と実験したくなった)。「賢者の遺産」はタイムスリップものとちょっと珍しいパターンだけど、メッセージの方法は簡単に分かってしまった、…

「焼きたて!!ジャぱん」(14)

橋口たかし。パンもイマイチ、ギャグも不発。銀河鉄道999ネタは好きだったけど全体には面白く無い。アニメ版を見ると初期のパンに対する愛情が感じられて面白いのだが、コミックはもう駄目っぽい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091270522/

「上司は思いつきでものを言う」

橋本治。読んでみれば、いつものレトリック、橋本治節。ある程度は面白いけど古クサイ。役に立ちそうな振りをして役に立たない所は腹立たしい。かなり売れているのは不思議な感じ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202402/

「ICO -霧の城-」

宮部みゆきが同名ゲームに触発されて書き上げたファンタジー。元のゲームはちょっとだけやった事があるが、その不思議な世界観は確かに魅力的。ゲームの全体とどこまで整合性があるか分からないけど、やった範囲は描写に上手く組み込まれていたし、キャラの…

「オールド・ボーイ」

パク・チャヌク監督(「JSA」)。原作の同名コミック(土屋ガロン、峰岸信明)は結構好き。原作の弱い部分を上手く補強して映画にしている。クライマックスは面白いけど、ちょっと説明的過ぎてしつこい。チェ・ミンシクは妙な味がいい。それに比べてユ・ジテは若…