電子竹林:Blog

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「ザ・エージェント」- Jerry Maguire -- ☆

ここ数年のトム・クルーズの出演映画の中では一番面白かった。いや、もしかしたら初主演の「卒業白書」以降、一番いいかもしれない。やはりベストは「卒業白書」だと思うけど(^^)。金にまみれたスポーツ界の大手エージェントのジェリーが主人公のトム・クルーズ。ちょっとした事から会社の方針に対抗する提案書(メモ(^^))をまとめ、クビ、そして独立。独立の苦しみから、秘書との恋。ストーリは単純だし、派手さはないけど、それぞれの役者が実にいい味が出ている。ホントにちょっとした端役まで、気がきいている。ジャズ好きの保父とか(^^)。特にヒロインのレニー・ゼルウィガー、どこにでもいそうな顔でどんな映画に出ていた観ながら悩んでいたけど、後で調べると実はこれがメジャー・デビュー。それで堂々とトム・クルーズと渡り合う風格は素晴らしい。子役、ジョナサン・リップニッキーも、忘れられない印象を与えるいい演技。ちなみに、クルーズの婚約者役のケリー・プレストンはトラボルタの奥さんだそうで…恐いキャラクタだった(^^;)。タイトルが「ジ・エージェント」じゃないのは、英語教育上、ちょっと問題かもしれない(^^;)。