電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「カール・セーガン科学と悪霊を語る」- The Demon-Haunted World,Science as a candle in the dark Carl Sagan

カール・セーガン、新潮社。カールセーガンの遺作。疑似科学への批判だけど、ここまで真面目にやらなくてもいいのにと思うぐらい(^^;)。真面目さでは、M・ガードナーの「奇妙な論理-だまされやすさの研究」と同じ様な雰囲気。セーガン得意の宇宙に関する話題などさまざま。未読であるが、チャールズ・マッカイの「群衆心理の錯覚と狂気」を引き合いに出している部分が多い。この本は面白そうなので機会があったら読んでみたい。アヤシイ話を疑う、「トンデモ話検出キット」なんて一般論として実に面白い(^^)。でも、騙される人は最初からセーガンの本なんてのは読まないのだろう(^^;)。