電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ネットフォース」

トム・クランシー/スティーブ・ピチェニック、角川文庫。背にはトム・クランシーの名前しか無いのはずるい。実際には共著。多分クランシーが担当しているであろうミリタリー・サスペンスの部分は面白いけど、コンピュータ部分はやっぱりイマイチな感じがする。リアリティが無い。特に、ネットワークのテクノロジ、バーチャルリアリティ当たりが、如何にも素人受けしそうな設定で、必然性が無く面白くなかった。実際に、テクノロジがどう未来を変えていくかという部分が描かれてない。未来になっても、やっぱり拳銃ってところがなんとも情けない。まあ、ストーリとしてはそこそこ面白い。最後の対決とか、格闘技関係の話は面白かった。